[メイン3] キャロル : middle『Преступление и наказание,』
[メイン3] キャロル : 1d10+47 いけーっ! (1D10+47) > 1[1]+47 > 48
[メイン3] キャロル :
[メイン3] キャロル : ─────Y市高層ビル、その屋上階
[メイン3]
キャロル :
UGN下の施設でもあるそのベンチに、1人佇んで
一冊の本を開きながら、それぞれの情報を精査する
[メイン3] キャロル : 本の名は────
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キャロル :
罪 と 罰
『Преступление и наказание,』
[メイン3] キャロル :
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キャロル :
コネとダブルスパイも使用
ダイス+3
[メイン3] キャロル :
[メイン3] キャロル : (1+3)dx10+1>=8 (4DX10+1>=8) > 10[1,3,5,10]+1[1]+1 > 12 > 成功
[メイン3] GM :
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GM :
・「罪と罰」について
本書は、世の中をより良くするために勉学に励む、頭脳明晰ながらも貧乏な大学生を主人公とした作品だ。
主人公は学費滞納により、大学から除籍されてしまう場面より始まる。
そこで、世を正すためならば人の道徳を冒しても良いと決起し、悪名高い高利貸しの老婆を殺害。
その資金を活用することで、兼ねて掲げていた、社会のために役立てる計画を立てるも、殺人現場を老婆の義妹に目撃される。
善行のために、今度は何も罪も無い者までも手を掛けてしまったことにより、罪の意識に苛まれることとなる。
本書は、「殺人」の是非を問う作品である。
[メイン3] GM :
[メイン3] キャロル : ぱたん、と本を閉じて
[メイン3] キャロル : 陳腐な話だと、切り捨てる
[メイン3] キャロル : その為の法であり、規則である
[メイン3]
キャロル :
そも、自身が絶対の縮尺を持つという事自体
傲慢極まりない考えだ
[メイン3] キャロル : そして、送られた情報に目を通す
[メイン3] キャロル : まあ要するに
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キャロル :
今回の案件は、1人では死ぬこともできないアホが
罪の意識とやらを今更感じ始め、死ぬことを決意した
と
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キャロル :
似たような事件を解決した事があったからこそ、そう言ったものには周りを頼れ
としか言いようがないのだが
[メイン3]
キャロル :
頼ることすらしないのに、他人を使って事をややこしく死のうとなど
くだらん
[メイン3]
キャロル :
「勝手に死ね」
高層ビルから、全てを見下ろすように呟いて
[メイン3] キャロル : ただ、ああそうだな
[メイン3]
キャロル :
今までお前が、他者を安楽死させるように振る舞っていたのなら
それも認めよう
[メイン3] キャロル : ただ───────
[メイン3] キャロル : 「自分だけ楽に死のうなどとは」
[メイン3] キャロル : 「『等価』では無いよな?」
[メイン3] キャロル : 「仕方がない」
[メイン3] キャロル : 「職務に則って」
[メイン3] キャロル : 「安楽死以外の方法でお前を殺してやるとするよ」
[メイン3] キャロル : 再び、罪と罰の本を開く
[メイン3] キャロル : 「"白血球"の機能低下は死を意味する」
[メイン3] キャロル : ラスコーリニコフと書かれた本の主人公の物語を再び読みつつ、口にする
[メイン3] キャロル : さて───
[メイン3]
キャロル :
白血球が持つ理性と心情の『ラスコーリニコフ/分裂』は
果たしてどっちなのやら
[メイン3] キャロル : どちらにせよ
[メイン3] キャロル : 『有罪判決』は免れないがな
[メイン3] キャロル :
[メイン3] キャロル :